【2月7日付】鳥取県が第2子保育料一部無料化へ ― 低所得世帯の同時在園第2子無料に

 鳥取県の平井伸治知事は1月20日の記者会見で、4月以降、低所得世帯の第2子の保育料を無料化する意向を示しました。昨年9月からは第3子の保育料を無料にしています。


 国が4月から年収360万円未満の世帯に対し、第3子以降を無料化することを受け、浮いた財源を活用して年収360万円未満の低所得世帯を対象に、第1子と第2子が同時在園の場合に、第2子の保育料を無料化する方針です。県と市町村が2分の1ずつ負担し、約3400人が対象になります。県の負担は約6千万円です。


 日本共産党の市谷知子県議は「知事への予算要望でも、山梨県が年収640万円未満の世帯を対象に第2子以降が3歳になるまで保育料を無料にすることを紹介し、保育料の軽減を求めました。子育て世帯の要望が一歩前進しました。今後も『子育て王国とっとり』にふさわしく、第1子から保育料を軽減するよう求めていきます」と話しています。