【2月7日付】 米子市で憲法カフェ ― 暴走政権は選挙で倒そう

戦争法反の「でもくらカフェ@米子」は1月10日、米子市で憲法カフェを開きました。

 

高橋真一弁護士が講演し、政権が憲法に従わず暴走したときは、選挙で政権を代えることを憲法は要請していると強調しました。


 高橋氏は、安倍政権が憲法を変えずに多数決で戦争法を成立させたと批判し、ナポレオンやヒトラーが国民の圧倒的多数の支持を受け、侵略戦争を開始し破局に向かったことをあげ、「多数決がまちがうこともある」と強調しました。


 戦争は最大の人権侵害だとして「憲法は、多数決によって踏みにじることができない、個人の権利と自由を擁護し保障するためにある」と指摘。選挙で多数を取れば少数を無視して何をしてもいいわけではなく、多数決でしてはいけないことが憲法に書いてある、まちがったときに少数意見を取り入れて方向転換できるようにしておくのが民主主義のあり方だと主張しました。


 さらに、現憲法が個人の人権を大切にしているのに対し、自民党の改憲草案は、国家を個人の上において国民に義務を課すものだとのべ、創設を狙う緊急事態条項の危険な中身を警告しました。


 参加者は、どうしたら安倍政治を終わらすことができるかなど、活発に交流しました。