【3月6日付】 県と学費・奨学金を考える会が懇談 ― 高い学費をなんとかして

 鳥取県の大学生・短大生などでつくる「学費・奨学金を考える会」は22日、県の松田佐惠子福祉保健部長と懇談しました。日本共産党の市谷知子、錦織陽子両県議、岡田正和・青年学生委員、民青同盟の岩永陽県委員長が同席しました。


 学生らは「(姉の私は)大学に行きたかったが、下に弟が2人いて進学するので短大にした」「下に妹が2人いて短大にした。有利子の奨学金を借りていて返せるか不安」「高校、大学と奨学金を借りて400万円を返さないといけない」と話しました。


 高すぎる学費について「私立なので初年度納入金が100万円になる」「学費の減免制度がない」などとのべました。


 短大の寮生が、2年目に一部退寮させられる問題について「遠距離通学を強いられたり、経済的に困難な場合でも追い出される。なんとかしてほしい」と訴えました。


 松田部長は「短大側に機会をみて意見を伝える」と答えました。