鳥取市の気高、鹿野、青谷の3町(旧気高郡)で2月24日、「安保法制いけん(違憲)!廃止を求める気高の会」が発足しました。鹿野町で結成大会が開かれ、40人が集まりました。
谷口麻有子弁護士が「なぜ安保法制は違憲か」と題して講演しました。
谷口氏は、日本が攻め込まれたときに反撃する個別的自衛権は合憲だが、同盟国といっしょに戦争する権利である集団的自衛権は憲法上禁止されているというのが、従来の政府見解だったと指摘。安倍政権の集団的自衛権行使容認は、明白な憲法違反であり、合憲だとするのは暴論だとしました。
「将来、夫や息子が戦場に送られる危険があり、安保法制を放置できない」として、国民が選挙によって政権を交代させ、安保法制を廃止する必要があると強調しました。
大会は本部享司氏を代表に選び、会則を決め、戦争法廃止の2000万署名や宣伝活動に取り組むことを決めました。署名は、有権者の2割に相当する3000人をめざします。すでに200人を超える賛同者が集まっており、ビラに結成大会アピールと呼びかけ人、賛同者の氏名を載せ、署名への協力を呼びかけます。