【4月3日付】倉吉市戦争法発動許さない県民集会ー参院選で野党統一候補の勝利を

 倉吉市で3月20日、「安保法制の発動を許さない!県民集会」が開かれました。約250人が参加し、市内をデモ行進しました。野党統一候補の福島浩彦氏も参加し、選挙勝利と安保法制廃止を訴えました。


 各地の9条の会、安保法制廃止住民の会、高教組、県労連、鳥取医療生協、民医連、新日本婦人の会など30団体が呼びかけました。


 ママの会を代表して吉岡古都さんは「野党統一候補への1票が政治を変えます。一人ひとりの投票に未来がかかっています。憲法が変えられたら、安保法制は憲法違反でなくなります。全体主義には反対です。選挙で自公に圧勝しましょう」と呼びかけました。


 男子大学生(20)は「変わりゆく日本を肌で感じています。何も知らない学生ではいられません。増大する軍事費の一方で学生は高学費に苦しんでいます。今の政治を許すことはできません」と訴えました。


 作家の松本薫さんは「自民党の狙う緊急事態条項は、ヒトラーが独裁体制をつくるのに使ったものだ。命も暮らしも自由も人権も奪われかねない」と批判。


 高教組の秋藤泰之副委員長は「再び教え子を戦場へ送ってはならない。学説より政府の見解の方が優先される教科書がつくられ、高学費による経済的徴兵制が狙われている」と指摘しました。