【5月1日付】爽風 春名なおあき

 中国地方でたたかわれてきた地方選を応援してきました。


福山市は前回比1700増(得票率1,6%増)で4議席確保、笠岡市も1から2議席へ躍進、美祢市は上位当選です。行く機会はありませんでしたが島根の川本町は空白克服です。倉敷市長選の田中陽子さんも直前の立候補にもかかわらず大健闘でした。これから1から3への躍進をめざす周南市が待ち受けています。どの選挙区でも、党議席のかけがえのない値打ちがきらりと光っています。そしてアベ政治許さぬとの市民の怒りが広がっています。地方から、アベ退場ののろしを上げ続けましょう。


参院選まで2か月、中国5県(4選挙区)ではすべて市民と野党の統一候補が決まりました。鳥取・島根の福島宏彦さん、山口のこうけつ厚さん、そしてこのほど岡山の黒石健太郎さんが決定。広島の高見あつみさんと合わせて、全選挙区での勝利をめざします。これにともない遠藤秀和さん、松田一志さん、植本かんじさんは選挙区の立候補を取り下げ比例代表候補としてたたかいます。私も過去9回の国政選挙に挑戦してきましたが、いったんある選挙区に立候補したものが取りさげるというのは並大抵のことではありません。私は選挙区候補としてたたかってこられた3名のみなさんに拍手を送り、比例候補としてともにたたかうエールを心から送ります。有権者のみなさんには政治を変える党の本気度をぜひ見ていただきたい。


さあ、陣立ては整いました。複数区の広島は自民、公明を追い落とし広島の心を代表する唯一の候補・高見あつみさんを何としても国会へ。鳥取・島根、山口、岡山は、市民と野党の統一候補の必勝へがんばりぬきましょう。比例代表では、天井知らずに支持を広げに広げましょう。国民との共同、野党の共同を何よりも大切にし政治を変える党、安倍政権の暴走に正面から立ち向かい対案をもってたたかう党、安倍政権に代わる政権構想をもつ党-この日本共産党を大躍進させ政治を国民の手に取り戻そうではありませんか。「力を合わせ、未来を拓く」―この精神で、希望と勇気をもって躍進に挑戦しましょう。