安保関連法に反対するママの会@とっとりは3日、野党統一の福島浩彦参院鳥取・島根選挙区予定候補を招いて鳥取市で座談会を開き、約30人が参加しました。
福島氏は、安倍政権が続けば自衛隊員が海外で「殺し、殺される」国になると指摘。日本を戦前にしないために安保法制の廃止が必要だと強調しました。
さらに、参議院の3分の2がとられて改憲され、国防軍になれば世界のどこでも米国と一緒に戦争する国になるとして、「なんとしても阻止したい」と決意を述べました。
自民党改憲草案は、国民のために国家があるという立憲主義の立場ではなく、国家のために国民があるという逆の立場だと批判しました。
高校生に校外での政治活動を学校に届けさせる問題について問われ、福島氏は「誰を支持し、どの党を支持するかを公的機関に届けよというのは内心の自由を侵す、あってはならないことだ」と批判しました。
TPP(環太平洋連携協定)反対の農協が自民党候補を推薦するのはおかしいなどの意見が出て、福島氏は反対する農民や単協との連携が大事だと述べました。
別の場所での座談会では、青年から福島氏を招いて選挙をテーマに学生、高校生の「しゃべり場」を開きたいとの声が出ました。