日本共産党は4月30日、小池晃書記局長を迎えて鳥取市と米子市で演説会を開きました。参院鳥取・島根選挙区の野党統一予定候補、福島浩彦氏が両会場で訴えました。民進、社民、新社会の各代表から連帯のメッセージが寄せられました。
応援演説した、元倉吉市長で無所属の長谷川稔県議は「未来に希望が持てる社会を実現するため、選挙区は福島さん、比例は共産党の大躍進を期して頑張ろう」と力説。ママの会の女性は野党共闘を「安倍政権とたたかう本気度を感じた」と歓迎し、「共産党には安倍政権の暴走をストップしてほしい」と訴えました。
小池氏は、福島氏を必ず勝利させることと同時に「日本共産党が躍進することこそが野党共闘を確かなものにする。そして戦争法廃止の国民連合政府の道を開く」とのべ、比例での9人当選を訴え。継続審議に追い込んだTPP(環太平洋連携協定)を挙げ、「国民のたたかいの成果です。参院選で審判を下し、再びTPPと言えないような結果を出そう」と呼びかけました。
福島氏は「安倍政治を止め、平和国家として歩む日本、新しい政治を山陰からつくりたい」とのべました。
参院比例の春名なおあき予定候補は「政治の主人公は安倍さんではない。市民の力で政治を国民の手に取り戻そう」。岡田正和予定候補は「高学費と奨学金制度の改善に頑張る」とのべました。
同日、衆院小選挙区予定候補が発表されました。
▽1区
塚田なるゆき52=新=
【略歴】鳥取市生まれ。法政大学社会学部卒。鳥取医療生協、民青同盟県委員会、日本共産党専従。現在、東・中部地区委員長。妻、一女。
▽2区
福住ひでゆき40=新=
【略歴】米子市生まれ。千葉大学工学部卒。「しんぶん赤旗」記者、
日本共産党専従。現在、西部地区委員長。妻、一男、二女。