参院鳥取・島根選挙区候補の野党統一予定候補、福島浩彦氏と社民の福島瑞穂副党首とのトークセッションが4月17日、米子市で開かれ、約300人が参加しました。
福島浩彦氏は、熊本地震被災者へのお見舞いを述べ、安保法制のもとで戦後初めて自衛隊が海外で銃弾を撃ち、殺し、殺されることが現実になろうとしているとして、安保法制廃止を訴えました。
参院選では、安保法制とともに憲法「改正」が問われるとして、「自民党の改憲草案は国家のために国民がある」という立憲主義に反するもので許してはならないと強調しました。
福島瑞穂氏は、野党統一候補の勝利をと呼びかけました。
会場から島根原発再稼働をすすめる中国電力について「中国電力は原発を動かさなくても電力が余り、関電や九電に売電している。そのうえで原発を動かすのは、儲けるためであり、儲けのために住民にリスクを押し付けるのは人道に反している」との意見が出ました。
福島浩彦氏は「最低限、住民の安全が確保され、周辺自治体も含めて全ての住民が安全に逃げられる避難計画ができていることを原発稼働の条件とする法律をつくる必要がある」とのべました。