【6月12日付】米子市で福島候補が対話集会ー消費税10%は中止を

 参院鳥取・島根選挙区の福島浩彦野党統一予定候補は2日、米子市で対話集会を開きました。「住民目線で政治を変える会・山陰」共同代表の安田寿朗弁護士と、日本共産党の錦織陽子県議、民進党の浜田妙子県議、社民党県連合会の松本熙副代表、新社会党県本部の門岡正副委員長が福島氏の勝利を訴えました。


 錦織氏は、安倍政権の消費税10%延期決定について、個人消費が低迷しており、アベノミクスと消費税増税路線の破綻という安倍政権の失政が明らかになったと指摘し、増税中止を訴え。タックスヘイブンなど課税逃れをただし、大企業に応分の負担を求めれば財源はできると強調しました。


 福島氏は、消費税増税を延期するのではなく中止し、富裕層や大企業への優遇税制をただして財源を確保するよう主張。学費無償化、給付制奨学金への流れをつくりたいとのべました。安保法制廃止、TPP(環太平洋連携協定)反対、原発再稼働に歯止めをかけることにもふれました。


 参加者から原発事故の影響は30㌔圏内ですまないとの意見が出ました。福島氏は、福島第1原発から遠く離れた千葉県我孫子市でもホットスポットがあるとして、一日でも早く脱原発をめざすとのべました。