日本共産党の大平喜信衆院議員は6月23日、鳥取市と岩美町で街頭演説しました。
大平氏は、鳥取大学前で学生や高校生に向けて訴え。「若者の未来がかかっています。国民の命と暮らし、日本とアジアの平和と安全がかかっています。安倍自公政権を少数派に追い込み、憲法破壊、国民無視の暴走政治を終わらせよう」と呼びかけました。
大平氏は、戦争法によって南スーダンで自衛隊が政府軍や武装勢力とやり合うことになると警告。「自衛隊員の命や子どもたちの将来を守るためにも戦争法を廃止しよう」と訴えました。
自民党が憲法を変えて、自衛隊を国防軍にしてアメリカと肩を並べて武力行使できるようにして、人権条項を削除して、戦争国家、独裁国家にしようとしていると指摘。安倍政権の野望を許してはならないとのべました。
アベノミクスは、格差と貧困を拡大しただけであり、暮らしも社会保障も一つもよくなっていないと失敗を強調。大企業応援のアベノミクスを終わらせて国民生活第一の経済政策に転換する必要があるとのべました。「増税するなら大企業、大資産家から。大企業から中小企業並みの法人税を取れば(中小企業20%、大企業は6~12%)6兆円の財源が生まれる。110億円のオスプレイ1機やめれば認可保育所が100カ所できる」とのべ、「大企業減税をやめ軍事費を削り、予算を社会保障、子育て、若者支援に使おう」と呼びかけました。
「政策がバラバラの野党の共闘は野合だ」という攻撃に対し、「憲法違反の戦争法を廃止してほしい」「憲法を守る政治を回復してほしい」という市民の声を受けての野党共闘であり、憲法違反の政治をやめさせる大義があると指摘。野党の共通政策も豊かに発展し、政権を担う準備がすすんでいると主張しました。
大平氏は、日本共産党の躍進で安倍暴走政治、戦争と独裁への道にストップをかけ、平和と民主主義が花開く新しい政治の扉を開こうと訴えました。