【7月17日付】鳥取県で平和行進がスタートー核兵器廃絶新署名に協力を

 6月に富山県をスタートした原水爆禁止国民平和大行進(日本海コース)が9日に鳥取県入りし、10日に岩美駅を出発しました。35人が参加し、鳥取駅まで行進しました。


 参議院選挙の投票日と重なりましたが、岩美町役場では榎本武利町長はじめ職員らが出迎え、歓迎式が開かれました。


 榎本町長は「核兵器廃絶は国民の願いです。運動を続けているみなさんに敬意を表します。体に気をつけて行進してください」とあいさつ。行進団事務局の柳明子さんは謝意をのべ、「これまでの署名は昨年、私たち代表団がニューヨークの国連本部に届けました。町民のみなさんへ新署名への協力をお願いします」と話しました。


 鳥取市役所では羽場恭一副市長、房安光議長が出迎え、羽場氏が深沢義彦市長のメッセージを代読しました。


 行進団を代表して平和行進・東部地区実行委員長の山上英明医師が「被爆者が高齢化し、医療の支援が課題となっています。生協病院でも被爆者健康手帳の交付を申請中です」と支援を求めました。


 新しく始まった「ヒロシマ・ナガサキの被爆者が訴える核兵器廃絶署名」を訴えて県内全市町村を行進。20日に島根県に引き継ぎます。