鳥取市で5月29日、「私は戦争をしない、させない!5・29市民集会」(同実行委員会主催)が開催されました。
沖縄県在住の作家、目取真俊氏が「沖縄戦後ゼロ年―辺野古・海の闘い」と題して講演。自らカヌーを漕いで大浦湾の海上で辺野古新基地建設に反対する目取真氏は、美しい辺野古の海の様子や海上保安庁との激しい攻防の様子など、動画を交えながら報告しました。
基地ゲート前で建設資材を運ぶ車両の前に立ちはだかり、侵入を阻止している映像を示しながら、「声をあげているだけでは米軍は考えない。こうやって何度も何度も行動に出ることで、彼らも考えるようになる」と語り、鳥取から1人でも多く行動に参加してほしいと訴えました。
講演後、目取真氏は「これからどんな社会に向かうのだろうか」をテーマに人材育成コンサルタントの辛淑玉氏と対談。会場から寄せられた連帯カンパ約7万円が目取真氏に渡されました。