【7月17日付】境港市長選で田中氏第一声 - 一人の自衛隊員も戦場に送らない

鳥取県境港市長選が10日告示(17日投票)され、暮らしよい境港市政をつくる会(「つくる会」)の田中文也氏(60)=日本共産党推薦=が立候補しました。現職の中村勝治氏(71)=無所属=との一騎打ちです。
 田中候補は「基地のまち境港市から一人の自衛隊員も戦場に送らない」と戦争法反対を表明し、▽三つのゼロ(子どもの医療費、保育料、学校給食費)▽高すぎる国保税引き下げ▽島根原発の再稼働反対・廃炉事業への転換▽住宅耐震化・リフォーム助成▽古代史を活かした観光振興▽総額54億円の美保飛行場(美保基地)周辺まちづくり事業を見直し、市民会館・図書館改築事業を中心にコンパクト化―など公約を訴え、支援を呼びかけました。
 その他の政策は、▽子どもの貧困対策(実態調査、貧困対策総合計画の策定、給食センターを活用して子ども食堂や休み中の学童保育へ食事を提供▽高校通学費補助(市外通学者に月5千円)▽地元就職者への奨学金利子補助▽子育て世代家賃補助(2年間月1万円)▽100円バスの1日乗り放題切符など。
 

同時に行われる市議補選(欠員1)に「つくる会」から無所属で立候補の永見文子氏(64)=新=も「保育士の経験を生かし、保育士の待遇改善に努めたい。女性議員1人では女性の意見が市政に反映されない」と支持を訴えました。元職2人とのたたかいです。


 大平喜信衆院議員が応援に駆けつけました。