鳥越俊太郎氏が大健闘した東京都知事選。敗れたとはいえ、野党共闘の力は引き続き示されました。自公の正式候補者も敗北、マスコミでも「政権に痛手」と報じられています。都民はけっして自民党を選んだわけではなく、「自民党(の一部)を相手に孤軍奮闘の女性候補」に支持が集まったとみるべきでしょう。いわんや小池百合子氏の右翼思想が支持されたわけでもなんでもないことは確かなようです。
南米初のリオオリンピックがいよいよ開幕です。28競技306種目で力と技を競い合います。ロシアのドーピング問題、現地の準備の遅れ、シリア・南スーダンでは「難民チーム」も結成されるとか。さまざまな困難を乗り越えて「平和の祭典」として、ぜひ成功させてほしい。日本選手団の躍動も楽しみで、眠れない夜が続きそうです。
30日、松江、出雲にあいさつへ。ちょうど松江では水郷祭が行われていました。宍道湖のど真ん中に設置された打ち上げ台からあがる多種多彩な花火は 1万発で西日本最大級だそう。湖をぐるり取り囲む見物客の多さに「島根県民全員がここにいるんじゃないか」と見まがうほどの賑わいでした。28日には仁淀 川町の中津渓谷へ妻、義母と。仁淀ブルーそのものの川面に大きな白い岩々、そこに住むアメゴたち、癒し効果抜群の旅でした。隣接の湯の森温泉もおすすめス ポットです。
この参院選の二つのキーワードは「野党共闘」と「行動する若者」。高知でも青年学生が輝きを見せてくれました。ある 大学の慰労会では「初めて選挙カーに乗った」「初めて学内でビラをまいた」「初めて友達に支持を頼んだ」と初物ずくしの体験談が次々。「次代を担う力が 育っている」とおじさんの私はいたく感動。
お礼のあいさつに回りながら3名の方に入党していただきました。アベ政治への強い批判 を持ち、「政治を変える生き方をできるところから」「次の選挙では必ず勝ちましょう」の呼びかけに答えていただきました。仲間がふえるごとに、負けた悔し さが、次のたたかいへの活力に変化していく自分があります。