鳥取県では19日、JR鳥取駅北口と米子市文化ホール前で脱原発金曜行動をしました。米子市では中国電力米子営業所までデモ行進しました。
鳥取市では、ニュースを配りながら宣伝しました。
12日に愛媛県の佐田岬半島の付け根にある伊方原発3号機が再稼働されました。
伊方原発で過酷事故が起きれば、半島に住む住民は孤立する恐れがあります。県の避難計画では、半島を貫く国道197号線を通って避難します。197号線は山間を通る片道1車線の道路。豪雨や地震で土砂災害を起こす警戒区域が15カ所あります。
土砂崩れで道路がふさがった場合、フェリーや海上自衛隊の艦船などで大分県や山口県に逃れます。
船で逃げるには、多くの人を港に集める必要がありますが、細くて狭い県道を通って港まで向かうところもあります。冬は高波が発生し、船が出せないこともあります。
参加者は「避難計画の不備が指摘されるなか、再稼働は許せない。脱原発・再生可能エネルギーへの抜本的転換へ声を上げよう」と呼びかけました。