鳥取市原水協は長崎原爆の日の9日、JR鳥取駅北口で核兵器廃絶の宣伝、署名活動をしました。21人が参加し、77人分の署名が集まりました。
新日本婦人の会県本部の田村真弓事務局長は「6日に広島、9日に長崎に原爆が投下され、その年に21万人の命が奪われました。再び被爆者を生まないためにも核兵器を廃絶しましょう」と「ヒバクシャ国際署名」への協力を呼びかけました。
また、オバマ米大統領が広島で「核保有国は核兵器のない世界を追求する勇気を」とスピーチしたが、米国は30年間で110兆円使って核兵器を更新しようとしていると批判しました。
署名した男性(48)は「核兵器は不必要であるばかりか、使えばたくさんの人が犠牲になります。維持費もかかり、核軍拡競争が起きます。日本は唯一の被爆国として被爆の現状を世界に訴え、核兵器をなくす先頭に立つべきです」と話していました。
新婦人境港支部は8日までの3日間、境港市民会館で原爆写真展を開きました。折り鶴コーナーでは、熱心に折り鶴を折る母子の姿も見られました。