鳥取県では2日、JR鳥取駅北口と米子市文化ホール前で脱原発金曜行動をしました。米子市では中国電力米子営業所までデモ行進しました。
鳥取市では、ニュースを配りながら宣伝しました。
中電は、山口県上関町で原発建設の埋め立て工事を妨害されたとして、建設に反対する祝島の住民ら4人に総額3900万円の損害賠償を求めるスラップ訴訟を起こしていましたが、8月30日に山口地裁で和解が成立しました。
和解内容は、中電が損害賠償請求権を全額放棄し、将来も4人の表現行動を尊重するというものです。被告と弁護団は、勝訴判決に匹敵する勝利的和解だと評価。「上関原発計画を中止さ、国の原発推進政策を転換させるまでたたかい続ける」と表明しました。
26日は、福島第1原発事故の避難者586人が東電を相手に起こした訴訟を紹介。介護付き住宅で家族と別暮らしの楢葉町の男性(81)は「毎日希望がない。東電は健康と生活を返してほしい」と訴えています。
双葉町の男性(59)は「妻は職場がなくなり、娘は看護師の夢が断たれた。家は朽ち果て、家族の生活全てが奪われた」と告発しました。