南部町で8日、日本共産党の春名直章元衆院議員を迎えた演説会が開かれました。
町議選に立候補する現職の真壁容子、亀尾共三両議員と新人の加藤学候補が、現有3議席確保へ決意を表明しました。
春名氏は、町政における党議員の3つの値打ちを、①住民の願いを町政に届け、一緒に実現する②町政をチェックし、間違いや無駄づかいをただす③国政にものをいう―ことだと指摘。「15億円の特養ホームを無償で法人に譲渡することに賛成する議員はありえない。まともな議員は共産党だけです。職員の人件費と町民サービスを削ってため込んだ40億円は町民のために使わせよう」と呼びかけました。
町の子ども・子育て会議の委員を務めた吉岡理恵さん(61)は、一昨年、学童保育の場所を小学校の近くから遠くに新設する児童館に移すことに反対して保護者らが署名に取り組んだことを報告。保護者らが、ほとんどの議員を回り移転反対の陳情に賛成するように要請したところ、移転反対で頑張ってくれたのは、共産党の3議員だったとのべました。