【11月20日付】米子市で憲法を語り合う集い-南スーダンに派兵させない運動を

 鳥取県米子市で3日、米子革新懇など17団体の呼びかけで憲法を語り合う集いが開かれ、約70人が参加しました。


 県革新懇の浜田章作代表世話人が問題提起。住民目線で政治を変える会・山陰の新田ひとみ事務局長のコーディネートで、同会の福島浩彦共同代表、あいみ9条の会の平良忠弘氏、県憲法会議の三原真由美世話人、高教組の岡島恒志支部長がパネリストとして発言しました。


 浜田氏は、安倍政権は内閣法制局の従来解釈を180度変えて集団的自衛権行使容認、戦争法を強行し、南スーダンで自衛隊が法的身分のないまま、「殺し殺される」危険にさらされようとしていると指摘し、安倍政権打倒のために市民と野党の共同の発展をと訴えました。


 福島氏は「民進党は本気で政権構想の追求を。今のままでは民進党は国民に見放される」と批判。平良氏は、安倍政権の暴力とたたかう沖縄の現状を報告し、連帯を呼びかけました。小学校教員だった三原氏は、給食が唯一確かな食事だった子どもの例をあげ、生存権の実現を訴え。岡島氏は、教育の目的が国家に役立つ人材の育成に変えられ、自主的な主権者教育が自民党や右翼メディアの攻撃にさらされ、委縮していると報告しました。