【11月20日付】鳥取市でTPP強行採決に抗議宣伝-塚田衆院1区候補 TPPに道理なし

 日本共産党鳥取県委員会と東・中部地区委員会は10日、JR鳥取駅北口で衆院でのTPP(環太平洋連携協定)承認案と関連法案の強行採決に抗議し、宣伝しました。


 塚田なるゆき衆院1区候補は、TPP撤退を公約したトランプ氏が米大統領選で当選したことをあげ、「TPPはアメリカが批准しなければ発効しない。日本が批准を急ぐ道理はない」と強調。国会に情報を隠し、農産物の関税撤廃、食の安全軽視、高い薬価による公的医療制度の崩壊、多国籍企業優遇のISDS条項など、国民の不安に応える一切の答弁がないまま、採決を強行したことは許されないと訴えました。


 市谷知子県議は、暴言を重ねた山本有二農水相らの議会制民主主義破壊の暴挙は許されないと批判。農産物重要5項目を除外するとした国会決議違反を指摘し、参院で徹底審議し、廃案に追い込もうと呼びかけました。