鳥取県環境管理事業センターは11月29日、鳥取市内で理事会を開き、米子市淀江町小波に建設を計画する産廃最終処分場の事業計画案を承認しました。事業計画案は同30日に県に提出され、今後、県の条例手続きに入ります。
廃棄物処理法など法令上の手続きもあり、県の許可が必要です。センターは2018年度に着工するとしています。
計画によると、約3万8000平方㍍の土地に廃棄物約21万5000㌧を埋め立てます。事業計画は47年間で、概算事業費は86億円です。
「大山ふもとの自然環境と米子の水を守る会」の山根一典代表の話
センターは理事会を開く前に、もう一度住民説明会を開くという約束を守りませんでした。環境を守れと言い続けたい。産廃最終処分場は大山のきれいな水、景観にふさわしくありません。排水を流すのに佐陀川右岸土地改良区の許可も得ず、米子市の市有地の借り受けの許可も得ていません。米子市に土地を貸さないよう申し入れます。2万3000人の署名を無視して進めるのを認めるわけにいきません。