鳥取県中部地震で日本共産党県委員会は毎週金曜日、被災地の聞き取りボランティアをしており、県の内外に参加を呼びかけています。災害対策本部長の岩永尚之書記長は11月25日、倉吉市の被災住宅を回りました。
生活保護を受けているという男性(60)は、市が見てくれないとして家の中を案内。床はたわみ、風呂は内壁が落ちて使えず、柱がひずんで2階の部屋のドアが開かないと訴えました。
岩永氏は支援制度を説明し、家屋の内側も2次調査の対象になるので市に申請するよう助言しました。
岩永氏とは別に、岡田正和常任委員も倉吉市で活動。屋根瓦がずれ、外壁が崩壊してトタンで覆われた家の中は、柱が傾いて障子の戸がひしゃげ、床が抜けて張り換えていました。この家の高齢の男性は「住める状態ではない。2階には上がれない」と話しました。
ブロック塀が崩れそうで何とかしてほしいという男性もいました。