新年おめでとうございます。TPP承認・関連法、年金カット法、カジノ推進法など、安倍政権の民意無視、国会軽視の暴挙に怒りが収まらないまま、新しい年を迎えました。今年を、安倍政権を打倒し、自民党政治を終わらせて、憲法を土台にすえた政治を実現する大きな一歩を踏み出す年にしたいと決意を新たにしています。
私自身、4月から大学生になる子どもがいます。目標に向かってすすんでいるわが子を心から応援するとともに、合格通知とともに届いた初年度の納付書を見てびっくり!高学費と奨学金制度の改善・充実は、親にとっても緊急、切実な課題です。若い世代のみなさんと声をあげたいと思います。
昨年は、安保法制=戦争法阻止の大きなたたかいが後押しして、市民と野党の共闘に発展し、夏の参院選では、全国32の1人区すべてで野党統一候補が実現。11の選挙区で議席を獲得したことは大きな前進でした。市民と野党の共闘でこそ政治を変える展望が開けるという希望をつかんだ年だったのではないでしょうか。「戦争法は何としても廃止を」「野党がしっかり手をつないでほしい」――こうした思いが支えになり、野党共闘が実現しました。
この流れをすすめる力になったのが、中国ブロックで日本共産党が議席を持っていることというのが実感です。岡山での弁護士会主催の戦争法廃止を求める集会・パレードをはじめ、さまざまな集会やシンポジウム、市民のみなさんが主催した野党共闘にむけたとりくみのなかに現職の国会議員、大平喜信衆院議員の姿がありました。きたる総選挙は、市民と野党の共闘をもっともっと発展させるとともに、日本共産党の議席を増やす、躍進を勝ちとる選挙です。中国ブロックで大平議員の議席を確保し、さらに議席を倍にして、政治をかえ、安保法制を廃止して、憲法をいかした政治、個人の尊厳が大切にされる社会を実現しましょう。みなさんとともに全力でがんばります。