オスプレイ墜落事故を受け、日本共産党鳥取県委員会は12月21日、県に対し、オスプレイの配備と飛行の中止、空中給油機KC46Aの航空自衛隊美保基地への配備中止、米軍機など低空飛行訓練の中止を日米両政府に求めるよう要請しました。
日本共産党の塚田なるゆき衆院1区予定候補、市谷知子、錦織陽子両県議、定岡敏行境港市議、久代安敏日南町議、中尾理明若桜町議が県庁に出向きました。
県は衣笠章地域振興課長が応対しました。
塚田氏は、沖縄名護市沿岸で米軍機オスプレイが墜落、大破し、沖縄県民から怒りの声が上がっていると指摘し、事故の原因究明もされないまま、飛行再開され、9月1日の日米合同委員会でオスプレイの低空飛行訓練を中国山地を含む8ルートで行うと決めたことを紹介。空中給油訓練中の事故であり、美保基地に配備されると同様の事故が起きる可能性があるとして、配備中止や低空飛行訓練の中止を求めました。
衣笠課長は「県民の安全、安心の観点で申し入れしたい。地元の意向に沿った対応を防衛局に要請している。安全性は開発が完了した段階で確かめるしかない」と答えました。
定岡氏は、境港市が性急に配備受け入れを決めようとしていると批判しました。