【2月5日付】空中給油機反対の会が記者会見-空中給油機の配備中止を

 鳥取県の「空中給油機STOP! 市民の会」は1月20日、米子市役所で記者会見を開き、航空自衛隊美保基地への新型空中給油機KC46Aの配備に反対する共同アピールを発表しました。


 共同代表の浜田章作・鳥取短期大学元助教授、高山壽雄・鳥取大学元教授、安田寿朗弁護士、事務局の錦織陽子・日本共産党県議、松本煕・境港市議(無所属)ら14人が会見。学者、文化人、宗教者など50人の共同アピール賛同者も発表しました。


 アピールではオスプレイの空中給油中の墜落事故をあげ、「市民の安全・安心確保をなによりの目的とする自治体が、こんな危険なKC46Aの配備を認めることがあってはなりません」と主張しています。


 浜田氏は「オスプレイの空中給油中の事故で危険性はいっそう明らかになった。多くの市民に知らせて、自治体が同意しないよう運動を広げたい」と話しました。


 安田氏は「常時戦闘態勢をつくるために、米軍機への空中給油訓練が盛んになる」として、夜間など過酷な訓練が増えて危険が増すと指摘しました。


 日南町在住の石田正義・鳥取短期大学名誉教授は「日南町では米軍機の低空飛行訓練が行われている。娘のいた沖縄国際大学にも米軍ヘリが墜落したが、植民地状態だ」と批判しました。


 食の環境アドバイザーの新田ひとみ氏、井上寛司・島根大学名誉教授も発言。日本共産党の岡村英治米子市議も同席しました。