日本共産党鳥取県委員会は5日、湯梨浜町で全県議員会議を開きました。
小村勝洋委員長が第27回党大会決議を報告し、「大会決定は党の方針にとどまらず、国民的意義を持つ文章です。広く国民の中に届けて読んでもらい、意見を聞く活動が議員に求められています」とのべました。
その上で、県内で、安保法制=戦争法を廃止し、立憲主義を取り戻す▽島根原発再稼働反対▽美保基地への新型空中給油機配備反対などの一致点で野党と市民が共闘し、各党の個性を魅力にして、単色の安倍暴走政治とたたかう草の根の地域運動を展開し、1区と2区で野党推薦候補を実現しようと呼びかけました。
新型空中給油機配備は、海外での軍事活動や米軍支援が予想され、専守防衛の枠を超えるものであり、民進党とも共闘し得ると指摘しました。
参院選で野党統一候補の得票数が自民党候補を上回った南部町の真壁容子町議は、町内で約700人の安保法制反対の賛同者を得て、参院選で全戸に電話し、町議選でも住民組織の推薦とビラ配布などの協力を得て、3人全員の当選を勝ち取ったと報告。住民らが衆院選も一緒にたたかおうと話し合っていると紹介しました。