【4月2日付】鳥取県議会で錦織議員質問-空中給油機は実際配備される段階で協議

 日本共産党の錦織陽子鳥取県議は3月13日の県議会で一般質問し、航空自衛隊美保基地への新型空中給油機KC46Aの配備計画、淀江産廃最終処分場問題などで平井伸治知事をただしました。


 平井知事はKC46Aの配備について、開発中であることや空中給油訓練中のオスプレイの事故をあげ、「事故の原因が究明され、安全対策が図られることが受け入る前提条件だ」とのべ、配備態勢準備は了承するものの、同意は留保し、実際に配備される段階で防衛省と協議したいと答えました。


 錦織氏は「防衛省は米軍機への空中給油があり得ることを認めている。戦闘機への給油は戦闘行為と一体のものだ」と指摘。「KC46Aの配備で基地の性格が変わるのではないか」と知事の見解をただしました。


 平井知事は、基地の性格は変わらないとする防衛省の説明をあげ、明確に基地の性格、位置付けが変わるものでないことも受け入れの条件付けの一つとして申し入れたい」と答えました。