憲法改悪反対鳥取県共同センターやママの会など4団体は3月24日、共謀罪法案の国会提出に抗議して鳥取市内で記者会見を開きました。
同センターの田中暁代表は「実行して初めて犯罪になるという法体系を、共謀罪は実行しなくても意思を持った段階で犯罪になる法体系に変えるものだ。戦前の治安維持法の再来であり、何としても成立を阻止したい」とのべました。
同センターの田村真弓事務局長は、戦争する国づくりの一環だと指摘しました。
「安保関連法に反対するママの会@とっとり」の山中幸子さんは「国の政策への反対意見を封じるものだ。今でも些細な罪で何カ月も拘留される。盗聴などでプライバシーを調査され、ものが言えない世の中になる」と批判されました。
「安保法制を廃止し、立憲主義を取り戻す末恒の会」の三上里子事務局長は「市民の話し合いが監視され、罪がつくられる。反対運動が弾圧されかねない。阻止しないといけない」と訴えました。
「安保法制いけん!廃止を求める気高の会」の田中文子事務局長は「安保反対の会合などが監視され、拘束されることもあり得る。強い危機感を持って市民に危険性を知らせたい」とのべました。