伯耆町議選(定数14)が18日告示、23日投票でたたかわれます。日本共産党は、現職の幅田ちふみ氏(73)と新人の森下かつひこ氏(65)が1議席増の2議席獲得をめざします。
党のアンケートに、「暮らしが苦しくなった」と答えた人は55%。介護保険料や上下水道料金の引き下げ、農業振興、学童保育充実を求める声が寄せられました。野党共闘に期待する声も5割近くあります。
幅田候補は、この4年間で高校卒業までの医療費助成、図書館の充実、小・中学校の耐震改修やエアコン設置を提案し、実現しました。また、植田正治写真美術館の運営改善、デマンドバスの運用拡大、子どもの医療費無料化を訴えてきました。
2議席になれば、議案提案権を生かして通学費補助や奨学金の創設を提案すると公約しています。
幅田、森下の両候補は、町の各種基金約37億円を活用して、国保税と介護保険料・利用料、上下水道料の引き下げ▽学校給食や学童保育の無償化、保育料の軽減▽住宅リフォーム助成制度の創設▽農産物自給率の大幅な向上、脱原発と自然エネルギーの普及▽農機具補助の新設、特産品開発と後継者育成―を訴えています。