【4月16日付】米子市長・八頭町議・大山町議選に共産党 総選挙勝利正面に 福住・川西・大森候補

 米子市長選が9日告示(16日投票)され、「市民が主人公・米子まちづくりの会」の福住ひでゆき氏(41)=無所属新、日本共産党推薦=が立候補しました。

 

 

 
 

11日には、八頭町議選(定数14)に川西さとし氏(62)=現=、大山町議選(定数16)に大森正治氏(68)=現=が立候補しました。


 市長選には、他に税理士の伊木隆司氏(43)=無所属新、自民、公明、民進が推薦=と、市議の山川智帆氏(39)=無所属新=が立候補しています。


 

福住候補は、国・県言いなりの市政の転換に向け、①米子駅南北通路に60億円など無駄な大型公共事業を中止し、市民の暮らし第一の市政に切り替える②淀江産廃最終処分場建設の中止③空中給油機配備など航空自衛隊美保基地の海外派兵基地としての強化に反対④島根原発の再稼働を許さない⑤自然環境を破壊した国の責任で中海を再生―の五つの重点政策を訴えました。

 

日本共産党の垣内京美衆院中国比例候補が9日、福住候補の応援に駆け付けました。


 垣内候補は「福住候補は国・県言いなりの市政を市民が主人公の市政に変える。福住候補の勝利は野党と市民の共闘を前進させ、安倍政権を倒す力になる」と強調し、支援を訴えました。


 国政について、森友学園への国有地の8億円もの不当な値引きに、安倍首相夫妻や政治家がどう関与したか、徹底解明が必要と指摘。さらに、安倍首相が「戦争になったら進んで天皇、国家のために命を捧げよ」という教育勅語を園児に暗唱させる森友学園の教育を称賛し、教育勅語の教育への使用を閣議決定したことは、重大な問題だと批判しました。


 秘密保護法、戦争法に続いて上程さえた共謀罪について「犯罪を実行しなくても、計画し相談したら犯罪となる、内心の自由を侵す憲法違反の法律だ。内心や計画を調べるためにスマホやツイッター、SNSを徹底的に監視し、国に抗議する内容を処罰していくことが本質だ。必ず阻止しよう」と呼びかけました。


 日本政府が唯一の被爆国にもかかわらず、国連の核兵器禁止条約の締結交渉に参加せず、後ろ向きの対応をして国民、被爆者の怒りを買っていると批判。日本共産党が国連で果たした役割こそ、求められていると指摘しました。


 野党と市民の共闘こそ、安倍政権とたたかい、新しい政治を切り開く力だと強調しました。