憲法記念日の3日、鳥取市で「平和の鳥フェスティバル」が開かれました。子ども連れの家族ら約320人が参加し、「平和のメッセージカード」を付けた約800個の「はと風船」を大空に飛ばしました。
吉岡一則実行委員長は「安倍政権のもとで憲法違反の安保法制がつくられ、弁護士会はじめ、ママの会も反対しています。ここ鳥取県では、美保基地に空中給油機が配備されようとしていますが、補給基地は真っ先に攻撃対象になります。日本は戦力不保持の平和主義を生かした外交努力をするべきです」とあいさつしました。
女優の吉永小百合さんから「平和は願うだけでなく、みんなでつくっていくものです」、エッセイストの海老名香葉子さんから「戦争が決しありませんように。戦災孤児として生きた子の1人として平和を願って祈りを捧げます」とのメッセージが寄せられました。
大学生の女性(19)が司会を務め、ゴスペルオーブのミニコンサートが開かれました。
13歳と10歳の姉妹は「世界が平和になりますように。最近はけっこう怖いです」と話しました。