【7月9日付】鳥取・米子市で金曜日行動 政府は避難者の生活保障を

 鳥取県で6月30日、脱原発金曜日行動が取り組まれました。JR鳥取駅北口では7人が参加しました。中電米子営業所前のポケットパークでもスタンディングで訴えました。


 鳥取駅前では、ニュースを配り、静岡県の川勝平太知事が浜岡原発の稼働に今後4年間同意しないと明言したことを知らせました。


 23日は、福島原発事故の自主避難者の現状を訴えました。


 参加者は「福島県内外の避難者は10万人、福島県以外の避難者は数知れません。子どもたちを被爆から守るために、夫を福島に残して母子避難した人もたくさんいます」と訴え。替え歌で〝原発ゼロ〟を訴えたり、「再稼働反対」「島根原発いらない」「高浜原発いらない」と唱和しました。


 ニースでは、原発賠償関西訴訟=福島原発事故により関西に避難してきた被災者240人(87世帯)が国と東京電力に対して、損害賠償請求の訴訟を大阪地裁に提訴=を紹介。


 先日、鳥取市に講演で招かれた原告団代表の森松明希子さんは、夫を福島県郡山市に残して子ども2人と避難。「子どもを放射線被ばくから守る日々は、神経をすり減らす。国は避難者の生活を保障し、残った人の健康被害に責任を持たなければいけない」と話していました。