鳥取市原水協は広島原爆の日の6日、JR鳥取駅北口で宣伝し、「ヒバクシャ国際署名」への協力を呼びかけました。13人が参加し、78人分の署名が集まりました。
日本共産党のつかだなるゆき衆院1区予定候補は、国連で122カ国が賛成して核兵器禁止条約が採択されたが、唯一の戦争被爆国である日本政府が背を向けていると批判。松井一実広島市長は、「平和宣言」で政府に対し、「憲法が掲げる平和主義を体現するためにも、核兵器禁止条約の締結促進をめざして核保有国と非核保有国との橋渡しに本気で取り組んでいただきたい」と要求していることをあげ、ヒバクシャ国際署名を広げ、政府を包囲しようと呼びかけました。
角谷敏男市議は「原爆投下から4カ月の内に広島で14万人、長崎で7万人が亡くなった。県内には300人の被爆者がいる。地球上には現在、1万5千発もの核兵器が存在する。なくさないと人類の未来はない。日本政府の責任が問われる」と訴えました。
女子高校生は「歴史に興味がある」と話しながら署名。署名を訴えた女性は「原爆は人類に対する犯罪です。日本が侵略戦争をした加害の歴史も忘れてはいけない」などと話していました。