【9月10日付】鳥取・米子市で脱原発金曜日行動 火山灰で全電源喪失の危険

 鳥取県で1日、原発なくせの金曜日行動が取り組まれました。JR鳥取駅北口では6人が参加。中国電力米子営業所前のポケットパークでもスタンディングで訴えました。


 鳥取市では火山灰のために非常用ディーゼル発電機のフィルターが目詰まりして、全電源を喪失する危険性を指摘しました。


 火山灰濃度基準は、従来の濃度の100倍にしないと現実に合わないことがわかり、原子力規制委員会が引き上げる方針を決定しました。


 稼働中の川内、高浜、伊方原発や許可済みの玄海、大飯、美浜原発は、新基準を満たしませんが、規制委は止めようとしません。


 川内、伊方、玄海原発はフィルターの処理能力の3~4倍になります。電力会社は新基準はクリア―できないと言い、お手上げ状態です。


 地震国日本において、活断層や火山への対策は欠かせません。今の原発に対応能力がない以上、稼働しないのが最低限のことです。