日本共産党の垣内京美衆院中国比例予定候補は8月18日、鳥取、倉吉の両市で街頭演説し、米子市を合わせた3市でそれぞれ開かれた集いで「憲法守れ」の声を日本共産党に託してほしいと呼びかけました。
垣内氏は、総選挙で大平議員とともに2議席確保を訴え。憲法9条に自衛隊を明記すれば、戦争法で海外での武力行使が可能になった自衛隊を憲法で認めることになり、制限なく米軍とともに武力行使することになると警告しました。
核兵器禁止条約に背を向け、核兵器廃絶の世界の流れに逆行する安倍政権を告発し、世論と総選挙で退陣させるしかないと強調しました。
北朝鮮のグアムへのミサイル発射宣言について、戦争になりかねない危険な事態であり、アメリカと北朝鮮との対話を促すなど、日本政府が働きかけてミサイル発射を何としても回避しなければならないと強調しました。
倉吉市の集いで佐藤博英市議は、昨年10月の中部地震の被災者は年金引き下げ、医療や介護の負担増で苦しんでいるとして、市民生活を守る市政実現に向け、10月1日投票の市議選で再選させてほしいと訴えました。
長谷川稔県議(無所属、元倉吉市長)は、安倍政権に代わる野党共闘の受け皿づくりを党に期待すると表明。中部地震で被災し、「雨さえしのげればいい。直してまで住もうとは思わない」と思っている高齢者に対し、県が相談窓口を開設したことを紹介。被災者支援にも党が大きな役割を果たしてきたとして、佐藤市議の再選を呼びかけました。
鳥取、米子両市で、つかだなるゆき1区予定候補は、自衛隊が導入予定のオスプレイ1機(100億円)をやめれば、1万人の被災者に100万円ずつ支援できるとして、軍事優先から国民生活優先に切り替えようと訴えました。