年金者組合鳥取県本部は5日、北栄町で定期大会を開きました。
山本昭義委員長は安倍政権のもとで戦争する国づくりが進められ、軍事費が増大するなか、改めて「軍事費を削って福祉、教育に回せ」と求める運動が大事だと強調。組織拡大の強化について触れました。
松原光男書記長が、年金減額分給付訴訟、年金カット法、介護保険からの要支援外し、特養からの要介護1、2外し、国保県単位化に伴う国保料大幅引き上げなどに反対し、暮らしと社会保障を守るたたかい、重税反対行動や年金者一揆、さらに、共謀罪廃止、憲法9条を守るたたかいなど平和と民主主義を守る活動と方針について報告しました。
組合員らは、寸劇で年金裁判を訴え。増田修治原告団長は、年金の減額で生存権、財産権、幸福追求権が侵害されたとして、自らの置かれている状況を報告。寝たきりの妻を施設に預けている費用として月20万円を自分の共済年金で払い、自分は月9万円の妻の厚生年金と貯金の取り崩しで生活していると報告しました。
美保平和委員会の明石孝男会長は、陸上自衛隊米子駐屯地に大型ヘリCH47が配備され、岩国基地に近いことから航空自衛隊美保基地にオスプレイが配備される危険があると指摘し、配備反対運動を提起しました。
日本共産党の福住ひでゆき衆院2区予定候補が来賓あいさつしました。