国民平和大行進鳥取県東部地区実行委員会は8月24日、鳥取市で原水爆禁止世界大会の報告会を開きました。
県原水協の太田忠誠事務局長は、県内から長崎大会に9人、広島大会に60人が参加したと報告しました。
核兵器禁止条約について、9月20日から各国政府の署名が始まり、50カ国以上の批准で発効すると指摘。「ヒバクシャ国際署名」をどれだけ広げられるかがカギだとして署名の推進を呼びかけました。
民青同盟の岩永陽県委員長は、長崎大会での被爆者の体験談やグループトークの様子を紹介し、核保有国とその同盟国に核兵器禁止条約を締結させるためにも、署名を広げて国際世論を盛り上げることが大事だとのべました。
新日本婦人の会の田村真弓事務局長は「核保有国と共に滅亡への道を歩むのはごめんだと非核保有国が立ちあがって採択した条約。核保有国を縛るために発効させたい。被爆国の日本は、条約反対の安倍政権は代えるしかない」と話しました。
水津文恵さん(67)は、北朝鮮が怖いから署名しないと言う人にも「条約でアメリカも北朝鮮も核保有国=『悪の烙印』が押される。人類を滅亡から救うために核兵器は廃絶するしかない」と言える、と語りました。