鳥取市原水協は9月20日、JR鳥取駅北口で各国政府に核兵器禁止条約への参加を迫る「平和の波」行動をしました。約40人が参加し、「ヒバクシャ国際署名」を呼びかけ、71人分の署名が街頭から寄せられました。
鳥取県原爆被害者協議会の石川行弘事務局長は、核兵器禁止条約は国連で122カ国の賛同を得て採択され、核兵器の保有、使用、威嚇を禁止するものだと指摘。
「ヒバクシャ国際署名」の筆数は、この条約の正当性を証明するもので、2020年のNPT(核不拡散条約)再検討会議で条約の精神を生かして討論し、核保有国に核兵器の放棄を迫る上で大きな力になると強調しました。
日本共産党のつかだなるゆき衆院1区予定候補は、核兵器は大量虐殺を目的とした非人道的な兵器であり、今もなおたくさんの被爆者が後遺症に苦しんでいるとして、「核兵器は人類と共存できない。禁止条約は核兵器を違法化するものであり、日本政府は速やかに調印し、核保有国へ参加を呼びかける先頭に立つべきだ」と訴えました。
男子大学生(19)は「北朝鮮の核・ミサイルに危険を感じます。核戦争はなんとしても避けなれば」と署名しました。