日本共産党のつかだなるゆき衆院鳥取1区予定候補、市谷知子県議、角谷敏男鳥取市議は9月18日、台風18号による浸水被害のあった鳥取市河原町渡一木を訪れ、住民らに被害の様子を聞きました。
現地では17日午後11時ごろ大井手川の水があふれ、胸まで水が浸かるなどの被害が出ました。
胸まで水につかったという高齢の女性は「玄関ドアのガラスを割って何とか家を出ました。わずかに見えた大井手川の柵を握り、伝って国道まで脱出しました」と語りました。
別の女性(48)は「避難放送が入ったときは家から出られなくなっていました。家の2階から手を振って助けを求めました」とのべました。
グループホームわかばの家河原の職員は「施設の床上まで浸水しましたが、夜で暗く、2人勤務で、住んでいる高齢者を避難させることができませんでした」と答えました。
「樋門操作を誤ったのでは」との意見も聞かれました。
党東・中部地区委員会と市議団は19日、市に対し①樋門操作の検証と水のあふれた原因究明②避難勧告の出し方の検証③介護施設の避難方法④被害家屋への支援⑤コメなどの農業被害への支援―などを求めました。