【11月5日付】選挙結果を受けて Yさん 共産党は平和・暮らし・福祉守る市民の党

 私たちは、原発をなくして再生可能エネルギーでやっていける持続可能な社会をめざしています。


 希望の党ができたときは、原発ゼロを掲げて期待しましたが、再稼働容認で立場がちがうなと思います。小池都知事は知事選の頃は期待感がありましたが、上から勝手に決めるやり方に失望しました。


 今は、野党共闘を分裂させるためにやったひどい背信行為だと思っています。


 その中で、枝野さんが立憲民主党を立ち上げて野党共闘ができました。国民の声を聞くことが大事だと、下からの民主主義を唱えています。枝野さんは、自分は保守だと言いますが、この姿勢こそ保守本来の姿です。


 今回、自民党に入れた多くの国民は、平和な日本、今の状態をこれからも続けたいと思って投票したのだと思いますが、安倍政権に期待しても、今の状態を維持することはできません。


 安倍政権は、戦後レジームの転換、憲法「改正」などを掲げて、平和な日本と私たちが享受してきた福祉を変えようとしています。現に、福祉のためと言って消費税を上げましたが、福祉は削られてきました。


 平和と暮らし・福祉が壊される中で、それを守ろうとしてきたのが、立憲民主党、共産党、社民党の野党共闘です。立憲民主党をどう育てるかは、私たち市民にかかっています。


 今回、志位委員長には、日本を守るための捨て身の覚悟を感じました。


 共産党は常に市民の立場に立って考えていると感じます。国民の中に共産党への大きな誤解がありますが、もうちょっとわかってもいいと思います。


 安倍政権は、大金を出して大企業を救う一方で、原発を再稼働し、福祉を削っています。今の大企業は、国民のためではなく、富裕層が株でもうけるための手段になっています。平和と暮らし・福祉を守るために、共産党と野党共闘の今後の奮闘に期待しています。