総選挙での対話、支持拡大では、選挙区は共産党を入れるが、比例は立憲民主党という兆候がありました。
党鳥取市女性後援会は連日、電話かけに取り組み、その中で松本絹子さん(68)が対話した男性は「野党共闘を大きくすすめないといけない」として、選挙区は共産党の塚田なるゆき1区候補に入れるが、比例は立憲民主党との返答でした。
松本さんは「政党助成金を受け取らず、『憲法を変えない。消費税増税は中止』と言っているのは共産党だけです。立憲民主党は勢いがありますが、共産党が減ると野党共闘が弱まります。ぜひ、1票が議席に結びつく比例は共産党をお願いします」と訴えました。
多くの選挙区で共産党が立ち、立憲民主党が立った選挙区は少数でした。共産党を支持してきた層のなかで、立憲民主党を応援したいと考えた有権者が、選挙区は共産党、比例は立憲民主党と票を分けた可能性があります。県内でも選挙区は3万1100票に対し、比例は1万6699票でした。
もとより、比例票が伸びなかった問題の核心は、党の主体的力量が落ちていることです。日常的に党建設の努力が必要です。