【1月14日付】鳥取市で県労連が新春の宣伝 働き方改革は大改悪

 鳥取県労連は5日、JR鳥取駅北口で新春の宣伝をしました。


 植谷和則事務局長が、安倍政権の「働き方改革」は大改悪だと訴えました。


 日本の労働条件は現状でも劣悪で、EUは週の労働時間が時間外も含めて48時間まで/日本は36協定で残業時間に制限なし▽EUは10年間で賃金が26・5%アップ/日本は10年間で4・5%ダウン▽EUは非正規労働の賃金が正社員の8割程度/日本は正社員の4~6割▽最低賃金は国内一律で時給1200円~1500円程度/鳥取県の最賃は時給738円―だと紹介しました。


 その上で、「働き方改革」によって、生産性革命によるリストラ促進▽残業時間を過労死ラインを超える月100時間まで容認▽残業代なしで働かせる裁量労働の導入▽金銭による解雇自由化▽低賃金を改善せず副業・兼業をすすめる▽労働法が適用されない非雇用型労働の普及▽同一労働での賃金格差の容認▽アジアの低賃金労働者の受け入れ拡大―などがすすめられると警告しました。