日本共産党米子市後援会は10日、新春のつどいを開きました。6月の米子市議選で現有1議席から3議席奪還をめざす岡村英治=現=、石橋よしえ=元=、又野史朗=新=の3予定候補が決意を表明しました。
岡村市議は、住民や保護者の願いを取り上げ、中学校給食、全小学校での学童保育、保育園の全部屋にエアコン設置、高校卒業までの医療費助成、保育園・学校トイレの洋式化、第3子以降の保育料無料化、学習支援を実現させた実績を紹介しました。
その上で、国保料1世帯1万円の引き下げ、介護保険の負担軽減▽県内1高いゴミ袋代の引き下げ▽保育料の半減化、学童保育の充実と負担軽減▽住宅・商店リフォーム助成制度の創設▽淀江産廃最終処分場の建設計画白紙撤回▽島根原発の再稼働反対、自然エネルギーの推進―などを訴えました。
石橋予定候補は、少ない年金で暮らせないという女性の訴えを紹介。60億円の米子駅整備事業など無駄を見直して暮らし支援を強調しました。
又野予定候補は、公共交通機関の充実など住民の声を市政に反映させるため、市役所を退職して立候補したと語り、1議席では住民の願いを実現する力が弱いと支援を求めました。
平井一隆西部地区委員長は、市民アンケートで「暮らしが苦しくなった」が48%と多く、9割近くの人が安倍政権に不安を感じると指摘。暮らしを守るための署名(子どもの医療費完全無料化、ゴミ袋代引き下げなど)や改憲阻止3000万署名を提起、安倍暴走政治にストップをかける選挙にしようと呼びかけました。
仁比聡平参院議員、大平喜信前衆院議員からビデオレターが、「住民目線で政治を変える会・山陰」の福嶋浩彦共同代表から激励のメッセージが寄せられ、「美しい中海を守る住民会議」、「大山ふもとの自然環境と米子の水を守る会」、「空中給油機ストップ!市民の会」が連帯のあいさつをしました。
先の境港市議選で無投票当選を果たした長尾達也市議は、自治会長ら7人が呼びかけ、人が賛同する応援する会ができ、日本会議の候補者の立候補を断念させたことを報告しました。