鳥取市で3月21日、日本共産党の仁比そうへい参院議員を迎えた緊急国会報告会が開かれ、約70人が参加しました。
仁比氏は、森友公文書改ざんについて「公文書とは民主主義の根幹を支える主権者国民の共有財産であり、公文書改ざんは国民主権、民主主義を踏みにじる歴史的犯罪だ。政府はウソの答弁と決裁書で1年間も国会と国民を欺いてきた。総辞職しかない」と強い口調で批判しました。
さらに、安倍政権が理財局に責任を押し付け、佐川前理財局長の証人喚問で幕引きをはかろうとしていることに、「理財局に何のメリットもない重大な犯罪行為を、全てを失う覚悟でエリート官僚が独断でやるわけがない。非常に大きな圧力がなければやらない」と指摘。安倍首相が「私や妻が関係していたら総理も国会議員もやめる」と答弁した後に、安倍首相や昭恵夫人の痕跡がごっそり消されたとして、改ざんの原因は安倍首相夫妻だとのべ、安倍内閣を総辞職に追い込むたたかいを呼びかけました。
仁比氏は「国会質問の独自情報はどこから入手するのか」など、参加者の質問に丁寧に答えました。