米子駅前で3月20日夕、安倍内閣総辞職を求める緊急県民集会が開かれ、市民と野党各党の約400人が参加しました。民進党の浜田妙子、森雅幹両県議が呼びかけ、連合鳥取が協賛。仕事帰りの会社員らが続々と集まり、発言者の訴えに「その通り」のかけ声が上がりました。
浜田氏はあいさつで、安倍政権の国政私物化は許せないとして、退陣を要求。連合鳥取の本川博孝会長は「隠せば何とかなるという、安倍政権の性格を表したスキャンダル。大きな怒りをもって退陣を求めたい」と訴えました。
日本共産党の錦織陽子県議は、森友公文書改ざんは国民主権、民主主義を破壊する歴史的犯罪だと指弾。元松江財務事務所長で同党の森下克彦伯耆町議は「政治家の関与なしには公文書の改ざんはあり得ない。命を絶った後輩の無念さに胸が締め付けられる」と訴えました。
境港市議で社民党県連の松本熙代表は「佐川前理財局長とともに昭恵氏の証人喚問を」と求め、住民目線で政治を変える会・山陰の吉岡古都共同代表は「民主主義を壊した安倍首相は責任をとってやめるべきだ」と語りました。