米子市議選(17日告示、24日投票)に立候補する日本共産党の岡村英治市議の事務所開きが7日、行われました。市議選には、共産党から岡村氏、石橋よしえ氏=前=、又野史朗氏=新=の3人が立候補します。
日本共産党は前回の市議選で3議席から1議席に後退しました。少数激戦が予想されるなか、捲土重来を期し、組織を挙げて3議席絶対奪還の決意で臨みます。
3候補は、高すぎる国保料の1世帯1万円の引き下げ▽高校卒業までの医療費完全無料化▽県内1高いゴミ袋代の引き下げ▽保育料や給食費の負担軽減▽産廃処分場計画の白紙撤回▽島根原発の新規稼働・再稼働中止▽美保基地強化への反対―などの政策を訴えています。
岡村氏は、前回3議席を1議席に減らしたことは痛恨の極みであり、必ず3議席を回復し、住民要求を実現したいと決意を表明しました。
「名水の里」淀江に産廃処分場をつくる計画は、住民のたたかいと議会の論戦で、県の思い通りにはさせていないと強調。鳥取市や倉吉市で廃止になった固定資産税減免や進学奨励金の支給など不公正な同和行政の見直しを求め(現在見直し中)、3年前から中学校給食が実施され、2年前に高校卒業までの医療費助成が実現したと報告し、3議席の力でさらに住民の願いを実現したいと語りました。
3議席になれば、議案提案権を獲得し、全ての常任委員会に委員を出せて発言力が高まるとのべました。
さらに、共産党躍進で安倍政権退陣の大きなうねりをつくる選挙にしたいと語りました。