鳥取市の空山ポニー牧場で4月21、22の両日、地球と環境について考える統一行動・アースデイ空山が開かれました。空山での開催は今年で11回目。
アースデイは市民が地球環境を考える世界最大級の祭典です。オーガニック素材の食事や雑貨の出店、ポニーの乗馬などが取り組まれました。
持続可能で平和な社会にするためのワールドシフトに取り組む石上晋一さんは、「世界の人々が日本人と同じ生活をしたら、地球の再生能力を超えます。持続可能な社会をつくるためには、自然と調和した文明への転換が必要です」と語りました。
若桜町で鹿肉の処理をしている29(にく)工房が出店し、鹿肉サイコロステーキの弁当を販売。地域協力隊員の女性は「猟師さんから1日5頭くらいの鹿が持ち込まれます。冬が本番です」と話していました。
ワールドシフトは、貧困の低減▽武器や戦争、軍事予算の資金、大富豪や大企業の蓄える資金の大部分を社会の持続可能性や人間の幸福を目的とした資金に移す▽再生可能エネルギー技術や断熱防音措置を建設認可の前提とする▽新エネルギーの利用や資源節約、廃棄物の低減―などのことを掲げています。