憲法記念日の3日、鳥取駅前「風紋広場」で「平和の鳥フェスティバル」が開かれました。子ども連れの家族ら約150人が参加し、「平和のメッセージカード」を付けた約300個の「はと風船」を大空に飛ばしました。
吉岡一則実行委員長は「憲法記念日に『はと風船』を飛ばして11年目になります。韓国に行ったとき、大統領府の前で警戒線に無断で入ったら撃たれると言われ、ショックでした。韓国は戦時中だからと言われました。いま、南北首脳会談が開かれ、終戦協定、平和協定への道が開かれました。日本政府には、この流れを促進してほしい。10年後に子どもたちから、なぜ憲法を変えちゃったのと言われないよう頑張りましょう」とあいさつしました。
ゴスペルオーブが「戦争をしないことを学んで平和を願って歌います」とあいさつ。ミニコンサートでコーラスを披露しました。
孫の男児(4)と女児(2)を連れて参加した岩永安子さん(62)は「この子たちが大きくなったとき、平和を守る運動を担ってほしい」と話しました。