【5月13日付】鳥取県メーデー集会 安倍政権に疑惑解明・退陣迫る

 メーデー鳥取県集会が鳥取市で開かれ、約500人が参加しました。集会後、鳥取駅まで約1㌔をデモ行進しました。


 実行委員会を代表してあいさつした田中暁県労連議長は、残業代ゼロ法案は高度専門業務で年収1075万円以上が対象というが、要件が緩められ、一般労働者に適用される危険があると指摘。1日8時間働いたら人間らしい生活ができる働くルールの確立をと呼びかけました。


 来賓の松本光寿弁護士、県社会保障推進協議会の藤田安一会長は、それぞれ「憲法9条に自衛隊を明記すれば、軍隊を明記したことになる」「社会保障削減・軍拡路線にノーを」と強調しました。


 

 日本共産党の岩永安子市議は、政府・与党が6野党の求める4項目の要求=①麻生太郎財務大臣の辞任とセクハラ疑惑の福田淳一財務事務次官の罷免②森友・加計問題の全容解明のため柳瀬唯夫元首相秘書官など関係者の証人喚問③財務省による森友公文書改ざん問題の調査結果の4月中の公表と改ざん前の文書の全容の即時公開④自衛隊「日報」隠ぺい問題の真相究明と自衛官の暴言問題の早期の事実確認=に応えることは、国民に対する最低限の責任だと指摘。世論と運動の力で安倍政権に応えさせ、退陣に追い込もうと呼びかけました。